キングコング西野亮廣エンタメ研究所2019年3月6日

おはようございます。
「四つ葉のクローバーって、ちょうど盛り上がる感じの確率であるよねー」と思っているキングコング西野です。

 
昨日の『スッキリ!』がオンラインサロン特集だったので、映像を取り寄せて観させてもらいました(森さんと箕輪さん、面白かった!)。

僕が少し気になったのは、オンラインサロンの話題の前にあった、TOYOTAさんの「女性の皆様へ。“やっぱり”運転は苦手ですか?」というツイートが炎上したニュースを受けての、ロバート・キャンベルさん(東大の教授)のコメントです。

いちいち正論だったのですが、「これはセーフ、あれはアウト、これはセーフ」と細かくルールを決めて『エラー』を許さないのは、とても危険な思想だなぁと僕は思いました。

環境が大きく変わっても『種』が絶滅しない理由は、前の環境に上手く適応できなかった『エラー』の存在が新しい環境で“たまたま”適応し、繁殖するからで、『エラー』を殺してしまうのは『種』にとってはリスクでしかありません。

具体例をあげると、あのまま日本が、ひな壇以外の芸人の活動を禁止していたら、芸人はとっくに絶滅していたという話っす。
『カジサック』や『オリラジ中田君』は芸人の絶滅を回避する為に必要な『エラー』ですね。

この辺は、「昆虫図鑑」を読んで育った西野亮廣の得意分野であります。

次の環境がどうなるかは読めないので、当然、活躍の出番がまわってこない『エラー』もあるわけですが、いずれにせよ、生物が生き残る為には、環境が変わっても適応できるように、様々なパターンを用意しておく必要があるので、
僕らは『エラー』を保護してやらなければなりません。
放っておくと、俯瞰で物事が見れない人達に殺されてしまうので。

その保護装置の一つが「オンラインサロン」だと思います。
「オンラインサロン」という一種の鎖国空間が、たとえば僕のような『エラー』を生かしてくれるわけですね。

たとえば、今度のゴールデンウィークの個展はナンジャカンジャで制作費が3000万円ぐらいかかっちゃうんだけど、入場料は500円(子供無料)です。
当然、モトなんか取れるわけがないので(取るつもりもない)、こんな企画というのは本来、世の中に出てこないまま企画書の段階で終わってしまうのですが、あの手この手を駆使して、こんなにデタラメな設計の個展を世に放ちます。

僕のような『エラー』に与えられた役目は、「こんな方法があるよ」と新しい選択肢を提案することで、それもこれも、生かしてもらっていないと、そんなこともできないので、つくづく皆様には感謝しております。

他の人が提案できないような選択肢を提案して、誰も見たことがない(このままだと誰も見ることがない)エンターテイメントを作ることで、世間に恩返しをしたいので、当面の間、僕は『西野亮廣エンタメ研究所』を終わらせるわけにはいきません。

一方で、強制終了させられるパターンは、いくつかあるなぁとも思っています。

たとえば、スナック『Candy』です。

今、スナック『Candy』は全国に展開していますが、僕がタッチしているのは五反田店だけで、地方の『Candy』は同名ですが、別会社です。
ですが、世間は「別会社」としては考えずに、「西野が関係しているスナック」として認識するので、たとえばそこで未成年の飲酒があったり、たとえばそこに反社会的勢力の付き合いがあったら、オンラインサロンはおろか、今の僕の活動は全てストップしてしまいます。

皆さんに夢を見させることができなくなります。

西野亮廣エンタメ研究所』のクラブ活動を一旦整理させてもらったのは、その為ですね。
皆さんの知らないところで、チラホラと黄信号が点滅していたので。

全国のCandyのオーナーさんに向けて、「そういったネガティブな案件にタッチしないでね」という契約書を送らせていただきました。

皆の夢を守る為の契約書です。

面倒かもしれませんが、サインを入れて、送り返していただけると助かります。

本気ですよ、僕は(*^^*)
エンターテイメントで世界を獲りに行きましょう。

現場からは以上でーす!

【追伸】
ついに絵本BOXが完成したー!
デザインも紙質もこだわったよー!!
これ、メチャクチャ好きーー!
そのうち、クラウドファンディングのリターンか何かで出すー!!
はやく、皆に見せたいーー!